配列はイテラブル
配列はイテラブルなオブジェクトである。まず、1次元配列についてその動作を確認しよう。
code:array_iter01.py
import numpy as np
x = np.array(1, 2, 3)
print('# 元の配列と形状')
print(x, x.shape)
print('# イテラブルな取り出し')
for i in x:
print(i, end=' ')
print('\n# 添字による取り出し')
for i in range(len(x)): # (1)
print(xi, end=' ')
この場合、
0番目:1
1番目:2
2番目:3
の順に要素が取り出される。
ポイント
(1) :配列にlen関数【builtin】を適用することにより、配列の長さが取得できる。
配列に添字を1つだけ適用すると、イテラブルとして順序づけられた番号の要素にアクセスされる。
この例では0次元配列が取り出されている。
2次元配列について確認しよう。
code:array_iter02.py
import numpy as np
x = np.array(1, 2], 3, 4, [5, 6)
print('# 元の配列と形状')
print(x, x.shape)
print('# イテラブルな取り出し')
for i in x:
print(i, end=' ')
print('\n# 添字による取り出し')
for i in range(len(x)): # (1)
print(xi, end=' ') # 添字1つだけ!
この場合、
0番目:配列 [1, 2]
1番目:配列 [3, 4]
2番目:配列 [5, 6]
の順に要素が取り出される。
ポイント
2次元配列は1次元配列の並びによって構成されている。
配列に添字を1つだけ適用すると、イテラブルとして順序づけられた番号の要素にアクセスされる。
この例では1次元配列が取り出されている。
3次元配列の場合についても、同様に考えてみよう。