マスタリングTCP/IP
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第1章 ネットワーク基礎知識
そもそもコンピュータは最初はネットワークなど存在しなかった
スタンドアロン
ざっくりいうと、
最初はIBMとかのでかいやつ、名前なんだっけ
大型汎用コンピュータ
メインフレーム
機能ごとにやるやつ使ってた
業務用端末と呼ばれるやつ
その業務を行うために人間がPCのところまでいくやつ
一人が使っていると、他の人ができない
クライアントの登場
次第にネットワークで繋がるようになった
LAN
Local Area Network
一般的にWi-fiとして知られている
IEEE 802.11規格に基づいている
WAN
Wide Area Network
携帯電話のネットワークとか(3G, 4G, 5G)
衛星通信とか
IoT向けのネットワークもある
コンピュータとネットワーク発展の7つの段階
1950年代から現在までの7つにわけている
1950年代: バッチ処理の時代
大規模な処理や計算をするためのコンピュータ
1960年代: タイムシェアリングシステム(TSS)
ホストコンピュータに複数の端末を繋いでアクセスする
複数の端末は100msなど、短い時間を区切ってその時間だけタスクを実行してもらえる
この発明普通にすごくね??
そうすると、処理をリアルタイムに実行してもらえているように錯覚する
マルチタスクOSの基礎になった
インタラクティブな操作が可能になった
BASICの誕生
COBOLやFORTRANはバッチ処理が前提の言語
BASICはインタープリタ型で、対話的にプログラムを実行できる
のちのMicrosoftの起業につながる言語
1970年代: コンピュータ間通信
磁気テープやフロッピーディスクなしでもコンピュータ間でデータを瞬時にやりとりできるようになった
1980年代: コンピュータネットワークの登場
ウィンドウシステムの登場
同時に複数のアプリケーションをウィンドウを切り替えながら行えるようになった
1990年代: インターネットの普及
ダウンサイジング
メインフレームをやめてパソコンに業務を移管する
マルチベンダ接続
他のメーカーとの通信が行えるように
2000年代: インターネット技術中心の時代へ
それまでは電話網がネットワークの中心だったが、IP網(インターネットプロトコル)が中心になり、そこに電話やテレビ放送が構築されるように
2010年代: 単につなぐ時代から安全につなぐ時代へ
じゃあTCP/IPってなんやねん?
ネットワークを行うためのプロトコルです
ネットワークアーキテクチャの種類
TCP/IP
IP, TCP, UDP, ICMP, TELNET, SMTP
AppleTalk
AEPなど
他にも色々あるみたいやけど正直全然知らない
TCP/IPはISO(International Organization for Standardization)(国際標準化機構)の規格ではなく、IETF(Internet Engineering Task Force)の規格とのこと
ISOは実装が遅かったのと、7階層あり複雑だったため普及しなかったとのこと
IETFは米国の国防総省の支援もあって設立された。こちらは4階層で定義されている
OSI参照モデルについて話しましょう
アプリケーション層
プレゼンテーション層
機器固有のデータフォーマットとネットワーク共通のデータフォーマットの交換
セッション層
コネクションの確立や切断。複数管理もする
トランスポート層
両端ノード間のデータ転送の管理
ネットワーク層
データリンク層
物理層