銀の弾丸はない
銀の弾丸は無い
感染対策のプロである聖路加国際病院、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんは、「学校でのフェイスシールドが必要となる場面はほぼ無いと言ってよいと思います」と見解を述べる。
そして、学校では近い距離で話しをするときに、互いにマスクをつけることで十分感染予防はできるという。この場合のマスクとは、布マスクやサージカルマスクなど、一般的なマスクだ。
坂本さんは、新型コロナウイルスの感染予防策の一つとして、「ユニバーサルマスキング(universal masking)」と呼ばれる対策があることを示す。
「以上からマスクを着けた近距離での会話で飛沫感染が起こるとは考えにくいです。そのため、医療現場でもマスク対マスクの場面ではフェイスシールドの着用を求めていません」
学校でフェイスシールドとか
次亜塩素酸水を噴霧するとか
みんな銀の弾丸を求めてる
原論文は英語である。日本語では『銀の弾丸はない』と、翻訳されることもある。ブルックスは、「銀の弾丸」(Silver Bullet)として、魔法のように、すぐに役に立ちプログラマの生産性を倍増させるような技術や実践 (特効薬) は、今後10年間(論文が著された1986年の時点から10年の間)は現れないだろう、と記載した。
銀の弾とは、銀で作られた弾丸であり、西洋の信仰において狼人間、悪魔を撃退する際に用いるものとされていた。
『銀の弾などない』は、1986年のIFIPでの論文である。1987年に IEEE Computer Society の「コンピュータ」誌に再録された。また、この論文とこの論文に対するブルックス自身の省察『「銀の弾などない」再発射』(No Silver Bullet - Refired)の2つの論文は、ブルックスの著書『人月の神話』(The Mythical Man-Month)の20周年記念増訂版に収められている。