畳み掛ける書き方
畳み掛ける書き方
高校で宿題をAIに回答させる生徒が問題になりはじめたころ、大学では院生が論文をAIに書かせたら有名な学会に採択されてしまい、査読者もAIに判断を任せていたことが明らかになった。企業では上司にバレないようAIを使ってパワーポイントやエクセルの資料を作るテクニックが話題になり、そのノウハウをまとめた本がベストセラーになったが、それもまたAIによって書かれたものであった。政治では官僚の作った答弁がAIによって提案されたものだと露呈したが、それを見抜いた政治部の記者もAIであった。上場を目指したAIベンチャーの一社が、投資家向けの資料もすべてAIに作らせており、その中身に何の根拠もなかったことで炎上したが、ソーシャルメディアで毎日そのベンチャーを追及していたアカウントも、やはりいAIであった。
ここの畳み掛ける書き方が好き
雪崩式
全体を引用しないとこのリズムは掴めない
けど、文字数には制限がある
ということで泣く泣く、
とした
2022/12/01
それは1954年のロジャー・バニスターが1マイルを3分59秒4でゴールした瞬間だったり、1955年のグレン・グールドがゴルトベルク変奏曲を演奏した瞬間だったり、1962年のジェームス・ブラウン "Live at the Apollo" のステージだったり、1985年の Junet が太平洋を越えて Usenet に接続した瞬間だったり、1991年に最初の Web が立ち上がった瞬間だったり、2002年の TJAR 早月川河口のスタートラインだったり、2005年の 「JavaScript マジヤバイ」だったり、2007年の AutoPagerize が次のページを繋いだ瞬間だったり、2011年の tumblr developer’s meetup の受付だったり、2015年の 2015AC2015 の adventar だったり、2020年の COVID-19 だったり、2022年の天皇杯決勝のスタジアムに轟いたコーヒールンバだったりする。
ここの畳み掛ける書き方、書いているときに高揚感があった
感覚としては短いジャンプと着地を一回ずつ繰り返して、どんどん加速していく感じ
特に、このくだり、
2007年の AutoPagerize が次のページを繋いだ瞬間だったり、
ここに着地したときは、ゾクゾクした
1954, 1955, 1962, 1985, 1991, 2002, 2005, 2007, 2011, 2015, 2020, 2022
最後は2022/10/16、天皇杯決勝、日産スタジアムのコーヒールンバに着地した 「2022年を探す」のこのダラダラと続く長い長い文章はただひたすら、このコーヒールンバに着地するための長い長い助走だったのだ。と言っても過言ではない
2023/02/27
土曜日の朝、オンライン予約を追い越して、つまり診察時間よりずっと早く受付に並んで、耳鼻科で花粉症の薬をもらって、さっそく点鼻薬を指した勢いで自転車に乗って小瀬へ。甲府 vs 徳島の試合は前半ロスタイムに目が覚めるような素晴らしいカウンターで先制したものの、後半早々、眼の前で同点弾がゴールを割るのを目撃。自転車で行ったら自転車で帰るわけで、途中ぽっかりあいた胸の奥にコンビニのサンドイッチを詰め込んで、夕ご飯はカレーライス。勝っても負けても引き分けても、畳むべき洗濯物を畳め。
この畳み掛ける感じに書く文章が好き
2023/12/01
それは大航海時代の冒険の原動力となったものでもあるし、アメリカが西部を目指す原動力となったものでもある。そして先住民は征服され、黒船は下田に来航し、極地には国旗が掲げられ、人類は月まで到達した。
この畳み掛ける感じに書く文章が好き
西部劇から『2001年宇宙の旅』へ的なスケール感
「極地」は「エベレスト」とか場所を特定すべきだったかも。でも語呂がよくない。語呂というか二文字