左足ブレーキ
左足ブレーキ
オートマチックトランスミッションのクルマでは左足ブレーキを使う
普段はマニュアルトランスミッションのクルマを運転しているけど、
それはポール・フレールが左足ブレーキを使っていたと書いてあったから
2005年から2015年まで10年間、トヨタのプリウス(2代目)に乗っていた時期があって、この期間で習得した
実際には1週間もやっていれば身につく(個人差はあると思う)
右手と左手でクロスオーバーさせて交互に踏む感じをシミュレーションするとわかりやすい
オン・オフといったイチ・ゼロではない
すくなくともトヨタ車では左足ブレーキを使っても特に問題になることはなかった
問題になること→アクセルとブレーキをクロスオーバーして踏むこと→アクセルを抜きつつブレーキを踏む&ブレーキを抜きつつアクセルを踏む→つまり同時踏みすること
いまどきは、ブレーキングと同時にエンジンの制御も行われているみたいなので、車種やメーカーによっては同時踏みが許容されない可能性もある
つまりスムーズに運転出来ない可能性
2017
左足ブレーキングの秘密
普段乗っている乗用車で左足のブレーキングを試せば、大抵の場合は不慣れでぎこちないブレーキ感覚に混乱してしまうだろう。だが、ひとつのシンプルな理由から、現代のWRCドライバーにとって左足でのブレーキングをマスターすることは欠かすことのできないスキルになっている。
「左足でブレーキングすることで、スロットルペダルから足を踏み替えるほんの少しの時間をロスせずに済むんだ」とラトバラは説明する。「ラリーでは、マシンが常にスライドするような路面状況でもフルスロットルにしなければならない場面が多々ある。普通車のドライビングでやっているように、右足をスロットルペダルから離してからブレーキペダルに踏み替えれば、その一瞬だけでコンマ数秒のロスが生まれる。このわずかな時間のロスが致命的なタイム差に繋がるのさ。左足ブレーキングをすれば、右足はスロットルの操作に専念できるから、より限界までプッシュすることが可能になるんだ」
なるほど、左足ブレーキングが効率化のために編み出されたスキルであることは分かった。しかし、M-Sport Ford Fiesta R2のような前輪駆動のラリーカーをドライブする場合、このテクニックは更に重要性を増すことになる。
「前輪駆動のラリーカーでは、左足ブレーキングを駆使しなければ速くドライブすることは不可能だ」とラトバラは語る。「前輪駆動のマシンでは、左足ブレーキングを使ってマシンの向きをコントロールする。通常のブレーキバランスの場合、フロントよりもリアのブレーキが一瞬早く食い付く(効く)ようになっている。前輪駆動のラリーカーではこうしたブレーキの性質を活かし、左足で繊細にブレーキを操作することでさらに鋭いターンインを可能にするんだ」
ラリーカーのシフトはシーケンシャルトランスミッション
https://gyazo.com/196c8a51e7704b08ed2b7ce54f759aff
白いグリップがシーケンシャルシフト、黒に赤テープがサイドブレーキ