四つの能力の否定から導かれる諸々の帰結
プラグマティズム入門 の第1章「源流のプラグマティズム」第1項 パース の該当する箇所をガイドブックにして読んでいる という語がパースの論文「四つの能力の否定から導かれる諸々の帰結」に出てきた
新明解国語辞典より
必ずそうなる(はずの)様子
英語:inevitable?
新明解国語辞典より
いろいろの点からみて、そうなることが十分に予想される様子
英語:Probable
確率を表す形容詞の中では、「possible」が最も範囲が広い。「possible」は、概ね確率50%か、「不可能(確率0%)ではないが、必然(確率100%)でもない」という意味になる。
確率を表す語の高さとしては、高い順から:
確率100%(必然的、確実):certain, inevitable, necessary
確率は高いが、100%ではない(起こりそうな、十中八九):probable
確率50%(偶発的、起こるとも起こらないとも言い切れない、五分五分):possible, contingent, incidental
確率は低いが、0%ではない(疑わしい、起こりそうにない、めったに起こらない):improbable
確率0%(不可能、ありえない):impossible
となる。
パースはそれぞれの組み合わせは以下の通りと言っている
演繹は、仮定 a と規則「 a ならば b である」から結論 b を導く。
妥当な演繹は、仮定が真であれば結論も真であることを保証する。
帰納は、仮定 a が結論 b を伴ういくらかの事例を観察した結果として規則「 a ならば b である」を蓋然的に推論する。 帰納は、推論した規則が真であることを保証しない。
アブダクションは、結論 b に規則「 a ならば b である」を当てはめて仮定 a を推論する。帰納が仮定と結論から規則を推論するのに対し、アブダクションは結論と規則から仮定を推論する。
アブダクションは、推論した仮定が真であることを保証しない。
アブダクション、リトロダクション(古代ギリシア語: ἀπαγωγή、apagōgē/英: abduction, retroduction)とは、個別の事象を最も適切に説明しうる仮説を導出する論理的推論。仮説形成や仮説的推論などと訳されている。
仮説形成
仮説的推論
アブダクションは、関連する証拠を(真である場合に)最もよく説明する仮説を選択する推論法である。アブダクションは観察された事実の集合から出発し、それらの事実についても尤もらしく、ないしは最良の説明へと推論する。 ヒューリスティクス(英: heuristics, 独: Heuristik)または発見的(手法)とは、必ず正しい答えを導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を得ることができる方法である。発見的手法では、答えの精度が保証されない代わりに、解答に至るまでの時間が短いという特徴がある。
三段論法
三段論法(さんだんろんぽう、希: συλλογισμός, シュロギスモス、羅: syllogismus、英: syllogism)は、論理学における論理的推論の型式のひとつ。典型的には、大前提、小前提および結論という3個の命題を取り扱う。これを用いた結論が真であるためには、前提が真であること、および論理の法則(同一律、無矛盾律、排中律、および充足理由律)が守られることが必要とされる。 3個の命題
大前提
小前提
結論