分析哲学の起源:言語への転回
分析哲学の起源:言語への転回
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分析哲学のルーツは、中央ヨーロッパのドイツ語圏の哲学的著作にあった。ナチズムが哲学者・科学者を大西洋の向こうへ追いやったことによって見えなくなった分析哲学の起源を明らかにし、対立すると見なされがちな現象学と実は同根であることを指摘。分析哲学の基本的アイデアがどのように形成され展開されたかを吟味し評価する。 【原著】Michael Dummett, Origins of Analytical Philosophy (Harvard University Press, 1993)
目次
序
凡例
第一章 思想家の歴史と思想史
第二章 言語への転回
第四章 心のなかから思想を追放すること
第十章 思想を把握すること
第十二章 原思想
第十四章 結論:方法論か主題か
付録 インタヴュー
索引