ボストンマラソンを走ることも半世紀前の女性には認められてなかった
ボストンマラソンを走ることも半世紀前の女性には認められてなかった
簡単にリストをまとめておく。各項目の最後にカッコ内は、それが変わった年。
自分の名義でクレジットカードを持つ(1974年)
妊娠したからといって解雇されない(1978年)
陪審を務める(ユタ州では1879年からだが、アメリカすべての州となると1973年)
戦闘で前線に立つ(1973年より前は看護婦か補助スタッフしか認められなかった)
アイビーリーグの大学で教育を受ける(エールやプリンストンは1969年、ハーバードは1977年まで女子生徒を受け入れなかった)
職場でのセクシャルハラスメントに対して訴訟を起こす(1977年)
夫が求めてもセックスに応じない(アメリカ全州で配偶者へのレイプが犯罪となったのは1993年!)
男性と同じ利率で医療保険を受給する(医療保険における性差別が違法となったのは2010年)
避妊のためのピル服用(これの歴史は長い議論になる)
ボストンマラソンを走ることも半世紀前の女性には認められてなかった
https://gyazo.com/4753cb176934d51be8d949cb593e7650
1968年からは主催者側も女性が走ることを黙認するようになり、1969年には女子トップでゴールしたサラ・バーマンを「女子優勝者」と認定した。そして、アメリカで公式に女性のマラソン記録が認められるようになった1972年の大会から、正式に女子の参加が認められるようになった