コミュニケーションの粒度と速度
from 2022/09
コミュニケーションの粒度と速度
若者とのコミュニケーションで感じた違和感の正体|note
最近の学生は突然、「ワーホリ行くならどこの国がおすすめですか?」みたいな、背景も条件も何もわからない連絡を送ってきたりする。そのことを先生に話すと、共感しつつ、興味深いことを教えてくれた。曰くあれは、「一発で全部書くのではなく、次に相手が質問してくれることを想定して、やりとりするつもりでいるんです」と。
なるほど、「まさにチャット文化だ」と思った。ぼくだったら、「お久しぶりです。実はこういう理由でワーホリに行くんですけど、もしこういう条件だったらどこの国がいいと思いますか?」みたいに必要な情報を一度に書くけど、若い子たちのチャット文化では、それは「長過ぎる」のだ。すごい納得した。チャット文化とメール文化の違いかもしれない。
/june29/コミュニケーションのバッチサイズ
世代の差でも文化の差でもなく、コミュニケーションを行うときの情報量の「バッチサイズ」の話として捉えてみるとどうか。
バッチサイズを小さくして、やりとりの往復回数を増やす
バッチサイズを大きくして、やりとりの往復回数を減らす
マクルーハンはメディアと言った
マクルーハン理論から学ぶ Learn from McLuhanism
june29 サンは情報処理のコストに着目していて、バッチサイズと呼んでいるけど
つまりバッチ処理のサイズ
インターネットの人である自分としては情報のサイズと、通信の手順の形式に落とし込みたい
https://ja.wikipedia.org/wiki/3ウェイ%E3%83%BBハンドシェイク
https://gyazo.com/6f369bd3439f87086b6ff6dbb5c5d39d
ということで、粒度と速度
あわせて、チャット的なやりとりにおける寄り道可能性の高さ、発散具合の確度、ノイズが乗る可能性の高さ、についても指摘しておきたい