クリフォード・ギアツ
クリフォード・ギアツ(Clifford Geertz, 1926年8月23日 - 2006年10月30日)は、アメリカ合衆国の文化人類学者。
マックス・ウェーバーおよびタルコット・パーソンズの社会学による行為と意味の概念、アルフレッド・シュッツの現象学的社会学などに拠りつつ、象徴解釈学的、意味論的人類学を築きあげ、人類学のみならず、広く社会科学全般に大きな影響を及ぼした。
また、インドネシア、バリ島をフィールドとして、『ジャワの宗教』から『ヌガラ――19世紀バリの劇場国家』まで数多くの著作を生み、「インボリューション」論、「劇場国家」論などを展開し、第三世界を扱う政治学・経済学等の分野にまで広く影響を与えた。