ことばの哲学
ことばの哲学
1968
培風館
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目次
目次
序論
言語に対する哲学者の関心はどこからくるか:形而上学
論理学
認識論
言語の改革
分析としての哲学
ことばの哲学の諸問題
1章 意味論
意味の問題
意味の理論にはどんな型があるか
意味と指示作用
意味ある表現はすべて何ものかを指示するであろうか
表示作用と内包作用
一種の実体としての意味
状況と反応の関数としての意味
行動性向の関数としての意味
2章 意味と言語の用法
用法の関数としての意味
言語的行動の諸型
語の意味
疑似-語使用的行為の分析
言語の規則
同義性についての問題
喚情的意味
疑似-語使用的行為についての諸問題
3章 言語とその近親族
記号の総括的概念
相関関係の規則性と用法の規則性
類似記号,指標記号,象徴記号
便宜的規約性の概念
純粋類似記号と不純類似記号
象徴記号の一体系としての言語
4章 有意性に関する経験主義の判定基準
無意味な文
経験主義的判定基準の伝統的な形態
言語の意味論的階層化
論理的原子論
意味の検証可能性理論
検証可能性による判定基準が通常の形で定式化された場合の欠点
検証可能性による判定基準を定式化するさいの諸問題
事実記述としての検証可能性による判定基準と,一つの提案としての検証可能性による判定基準
検証可能性による判定基準を支持するさいに起こる議論
最終的な評価
5章 意味の諸次元
不明瞭性とは何か
不明瞭性の種類:条件の度合いと組み合わせ
絶対的な正確さは可能か
数量規定による厳密さ
無防備の構造
不明瞭性という概念の重要さ
暗喩その他の比喩的な表現用法
暗喩の本性
字義上と暗喩上の区別の基礎
何ものにも還元することのできない暗喩:神および内感
さらに研究するひとのために
訳者あとがき
索引