「違う、コガクじゃない」
「違う、コガクじゃない」
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「違う、コガクじゃない」
柴田俊幸&アンソニー・ロマニウク デュオ・リサイタル2024
ヨーロッパを中心に活動するフルート奏者 柴田俊幸と、古楽からコンテンポラリー、クラシックからジャズ、アンビエントまで多彩な活動を展開する鍵盤楽器奏者 アンソニー・ロマニウクによるデュオ。
コロナ禍中、2022年東京・春・音楽祭の最終公演で発表し話題騒然となったプログラムが、2年の時を経て東京にて最新版として再演される。バッハから、チック・コリア、フィリップ・グラス、ジョルジ・リゲティといった近現代の作品までを即興を交えて境目なく演奏。本当の多様性とは何か、音楽を通じて観客に問いかける。
【プログラム】
J.S.バッハ:
A.ロマニウク=柴田俊幸:サラバンドによるファンタジア
(無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013 にもとづく)
リュート組曲 ホ長調 BWV 1006a より前奏曲
作者不詳:フルートフーセ写本 II.108 より
J.ダウランド/J.ファン・エイク:涙のパヴァーヌ
C.Ph.E.バッハ:ハンブルガーソナタ ト長調
C.コリア:チルドレンズ・ソングズ より No.1, No.4
G.クルターグ:J.S.B.へのオマージュ
G.リゲティ:ハンガリアン・ロック
P.グラス:ファサード
ほか、即興を随所に含むプログラム
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2024年5月2日、フルート奏者の柴田俊幸と鍵盤楽器奏者アンソニー・ロマニウクが「違う、コガクじゃない」と題したリサイタルを行ないます。 曲の性格に合わせて選択しますが、作品の異なる側面を示すため、複数の楽器で演奏するアイデアもあります。
彼は普通の古楽器奏者ならやってはいけないと言うことを、今生きてるんだからいいじゃないとばかりに、飄々とやってしまうんです。例えばバッハの前にインプロヴィゼーションをするなら、“バッハのスタイルで弾きながら3秒間だけメンデルスゾーンに触れる”ということを、心の中で笑いながら……顔もニヤニヤしていますけど(笑)、やるんです。すべての音楽を通ってきた人にしかできない、“神々の遊び”だと思います。 昨今、クラシック業界が、クラシックファン以外にどうやってリーチするかが議論され続けています。守りたいものをひたすら守ろうとすると、それは結果的に分断に繋がり、やがて消滅につながるということを、実は今こちらで暮らしていて感じています。
古楽というジャンルが残したものを繋ぐためには、アンソニーのようなすべてのジャンルを繋げられるミュージシャンが不可欠だと思います。こういう人がいるということを、もっと日本で紹介したいですね
2022年『東京・春・音楽祭』のフィナーレを飾り、話題騒然となった柴田俊幸&アンソニー・ロマニウクのデュオ公演。2024年5月に同プログラムの最新版が再演されます。2022年の公演に衝撃を受けた編集部八木が執筆し、その後未公開となっていたレビュー原稿を、今回の再演を前に蔵出し公開します。
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2024/05/07
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2024/05/24
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