「不確かさ」や「起こりやすさ」
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「不確かさ」や「起こりやすさ」
不確実な情報が錯綜する中で有益な情報をどう見分けるか――災害多発時代を賢く生き抜くためのリスクマネジメント(前編) / 安田陽 / 風力発電・電力系統 | SYNODOS -シノドス-
https://gyazo.com/1ad88af2f5b2afb8e1b13d8403c97c70
ここで「不確かさ」や「起こりやすさ」という曖昧な表現が「産業規格」として取り扱われていることはとても重要です。一般にはJIS(日本産業規格、2018年5月以前は「日本工業規格」と呼ばれていました)は、ネジや鉛筆のようなきっちりとした工業製品(つまり「もの」)のルールや標準を定めるものとイメージされるかもしれません。しかし、近年ではマネジメントやシステムといった抽象的な「しくみ」に対する知の共有化や合意形成も進んでいます。国際規格であるISO 9001『品質マネジメントシステム』やISO 14001『環境マネジメントシステム』、ISO 45001『労働安全衛生マネジメントシステム』などを取得し、それらを掲げている企業も多いと思います。本稿で取り上げるJIS Q 31000も国際規格ISO 31000 “Risk Management – Guidelines” の翻訳版であり、元の国際規格を「技術的内容及び構成を変更することなく作成した」(JIS Q 31000序文)ものです。
日本産業規格JIS Q 31000『リスクマネジメント – 指針』
JIS Q 31000:2019 リスクマネジメント-指針 https://kikakurui.com/q/Q31000-2019-01.html
ISO 31000:2019