2023年のFC町田ゼルビア
2023年のFC町田ゼルビア
色んなことが変わったので、取材する側も頭を切り替え中ですが、ゼルビアサポに限らず皆さんが疑問に思いそうなポイントに対する現時点の“答え”を記事にしました。
補強も強烈だった。新加入選手だけで19名いて、始動時の選手数は昨季より10名以上多い35名。ミッチェル・デュークはファジアーノ岡山から移籍してきたFWで、昨年のW杯はオーストラリア代表として4試合に先発出場している。町田がJ1クラブ、中東との争奪戦に勝って獲得にこぎつけた大物だ。エリキも横浜F・マリノスで41試合21得点と、J1トップ級の実力を示していたアタッカーだ。誰がどう見ても、人件費は増えている。
一方で獲得した選手の顔ぶれを見るとビッグネームは二人だけ。出来上がった有名選手より、「これから」の若手を多く獲得しているところが印象深い。
原靖フットボールダイレクターはこのように説明する。
「ちょっと地味かなと思われるかもしれませんが、監督がやろうとするサッカー、そして近年のJ2の傾向を見ました。20代前半の、各チームで活躍している1、2年目を中心に、リクルートをさせていただきました」
原靖
1999年:大分トリニータ 普及部コーチ
2000年-2001年:大分トリニータ 育成部U-15・U-18 コーチ
2002年-2004年:大分トリニータ 強化部 強化・スカウト担当
2005年-2006年:大分トリニータ 強化担当部長
2007年-2008年:大分トリニータ 執行役員 強化部長
2009年:大分トリニータ 取締役強化部長
2010年:大分トリニータ ホームタウン推進部長
2011年-2015年:清水エスパルス 強化部長
2016年:清水エスパルス 社長付きシニアダイレクター
2017年-2018年:清水エスパルス スポーツダイレクター
2019年-2022年:ファジアーノ岡山 強化部長