2023AC2023 断片集
断片
理解できる言葉をつなげてなんとか世界をつくっていくけど、理解できる言葉以外のものは世界にありすぎたし、
けれどいずれにしたって、その折々に断片を書き残しておくことができたなら、思い返されるたびに勝手に注がれまくって迷惑している意識だって、すこしは楽にしてやれるのではないだろうか。うまくいきゃ深めることだって
FUJIFILM SUPER CUP は、明治 エッセル スーパーカップになった。
重要なことをするという大きな夢を見る方法は、私たちが定期的に焼き払うことをやめた、大きく生い茂り火事に悩まされている古い森林に制御された火を導入することです。
ウェブに漂わせていればいつでも加筆修正できる文章が、本にするとそこで固定されて書き直せないということが少しだけ怖かった
だんだん焼き目がついて焼き上がっていくっていうのを見ているのが最もテンションが上がるというか、出来上がってオーブンを開けていい匂いがふわっと広がるみたいなこともとても良い体験だなというふうに思います
10年間、週3で行っていた隣町の山奥へのパンの配達を止めることにした
え、ええーーー!!!う、うれしいけど大丈夫か〜〜〜!!!
帰り道に次のバスが来るまでバス停を遡り歩いてしまって、 バスを降りた後の夜道を歩く時に歌うのをやめられなくて、
そこは雨かもしれませんが、しかしあなたの上には虹が掛かっています
真っ先に飛び込んで来る。だから俺たちは歌う。
ああ、そうだね、そうしよう、 そうなったらいいな
それにしても、今年は最高の一年でしたね!」それから「来年も素晴らしい年になるはずです!」と。鬼が笑わなければいいが、と私は思った。
自分の言葉が相手に響いているのか。影響を与えたいなんてみっともないことだと思いますが、なぜみっともないと思うのかはわかりません。
VHS ホームヴィデオの割れた音像の奥底から勝手にリズム&ブルースを見い出すことができる身体を手に入れているから、
そんなことはどうでもいいのだ。そこにあるのはクソでかいラブだけだ。
「ハイパーリンク!ハイパーリンク!」と興奮していろんなところに糸を吐いて網をつくっている怪人
言葉と言葉の隙間に時間はまるで無かったかのような、編集が成されている
なんの心構えもないまま何も抵抗ができずにただ導かれるだけ。あれ? って思う間もなく。今この意識があるうちに、やるべきことはやり、伝えるべきことは伝えておこうと思える
自分にとって数学の記法や記号の整理はUIデザインに近い。ある概念を記号化し、操作可能にする。それによって人間の思考や能力を拡張する。世界の見方を変える。
世界の人口の半数に影響を与える気温だった7月。松本駅からスタートして浅間温泉から美ヶ原を目指しました。我々は日陰の林道にたどり着く前にうんざりしました。暑い。直射日光はディプレッシングにさせます
「顔と声には自信がある。いつも『その声でそんなカッコいいことを言わないで。アタシもう今夜このまま帰れなくなっちゃいます』と言われる」と言ったら、「大丈夫。あんた長生きするよ」と言って笑っていた。
1人で走り続けるのは結構孤独で、誰か話し相手でも居ないものかと思いながら走り続けていた時間もあった。まだまだ走りたい。
トラックの荷台に乗った女性の髪の毛が、その速度を現すかのようになびいていて、圧倒的に自由なものを感じた。青臭くて恥ずかしい記憶だけど、どう受け止められようと気にしない程度には、この20年弱で耐性がついてきた
突破が決まった瞬間の歓喜と輝く夜空。達成感と安堵感。ガッツポーズ、握手、雄叫び。ハイタッチで出迎えたスタッフ。そしてスタジアム近くのナイトマーケットでの祝勝会
彼女は、一緒に歩いた新宿の街中、赤信号でふっと立ち止まったときに『もしかして牧師さまですか?』と言われました。やわらかなうさぎの毛皮を着込んだ彼女に、
そしてその演奏が心に響くのは、彼自身、人妻に横恋慕して奪ったあげく破局に至ったり、麻薬やアルコール依存、息子を事故で失うなど苦悩や悲しみをありのまま表現している "ホンモノの" ブルースだから