西村賢太の日記
西村賢太の日記
いわゆる青春がないことに、さみしかったり後悔したりは全くありません。比べる相手がいなかったから。
こういう経験がなければこの陰気で冴えねえ私小説家はいなかったわけですから、
2008年1月1日~15日
<松の内抜粋>「野性時代」(平成20年4月号)
2011年2月12日~18日
<創る人五十二人の二〇一一年日記リレー> (「新潮」平成二四年三月号)
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2011年3月7日~2022年1月7日
一私小説書きの日乗
2011年3月から2012年5月までを綴った、平成無頼の私小説家・西村賢太の虚飾無き日々の記録。賢太氏は何を書き、何を飲み食いし、何に怒っているのか。あけすけな筆致で綴る、ファン待望の異色の日記文学、第一弾。
『一私小説書きの日乗』(2013年2月、文藝春秋、2014年10月、角川文庫)
『一私小説書きの日乗 憤怒の章』(2013年12月、角川書店、2022年5月、角川文庫)
『一私小説書きの日乗 野性の章』(2014年11月、角川書店)
『一私小説書きの日乗 遥道の章』(2016年1月、角川書店)
『一私小説書きの日乗 不屈の章』(2017年5月、角川書店)
『一私小説書きの日乗 新起の章』(2018年11月、本の雑誌社)
『一私小説書きの日乗 堅忍の章』(2021年3月、本の雑誌社)
一私小説書きの日乗 這進の章(『本の雑誌』2020年9月号~2022年3月号 作者逝去により全19回で未完)
西村 賢太(にしむら けんた、1967年(昭和42年)7月12日 - 2022年(令和4年)2月5日)は、日本の小説家。同人誌に参加し執筆を始め、暗澹たる日々にもがく姿をさらけ出す私小説の書き手として知られている。2011年『苦役列車』で芥川賞受賞。ほかに『暗渠の宿』(2006年)、『二度はゆけぬ町の地図』(2007年)、『無銭横町』(2015年)など。