右脚の治療顛末 2022
右脚の治療顛末 2022
今日、鍼灸治療でわかったこと
2022/03/10
治療はマッサージやストレッチをしながら問題のある箇所を探して、必要があれば鍼を打つ、という流れ
とくに重大な故障がある状況ではなくて、とりあえずちょっと診察してもらうか、みたいな雰囲気での受診だった
気になるところを2箇所、説明した
慢性的に腰痛がある
社会人になってから(ウン十年前)
過去、右足首をひどく捻挫した
高校生の頃(ウン十年前)
時系列的には、捻挫→腰痛
クセになって捻挫を繰り返した
いまはなんともない
ときどき神経痛的な痛みがある
特定の足首の動きでピリっとした痛みが右足首、外側に走る。くるぶしの横、下側
治療してもらって、腰痛の原因がこの右足首の不具合に関係あるらしいことがわかった
経緯とか考察とかは以下の通り
右足首の捻挫、クセになり捻挫を繰り返す
これが直近。それ以降は捻挫していない
すでに靭帯と筋肉の強度は元に戻っている
柔軟性も若干の左右差はあるもののそれほど酷くはない
少しだけ右足首の方が硬い
外形も若干の左右差はあるものののそれほど酷くはない
少しだけ右足首の方が太い
一度捻挫すると、たとえ靭帯や筋肉が復元していても、捻挫をしたときと同じ動き(足首の内転、外転)を、反射的に回避するようになるそうだ
身体が痛みを記憶している
自分では自覚出来ないレベルで、微細な回避反応を繰り返しているらしい
裏山を長時間走ると、右足裏(土踏まず)が攣れることがよくある。この原因がそれだった
ふくらはぎのトリガーポイントを探ってもらっているときに、走ったときに起きる足裏の攣りと同じ反応が起きて、わかった
思い起こすと、裏山で木の根っこや埋まっている石を踏んだときに、右足は変な反射があったりした
力が抜けるというか、グラっとするというか、そういう意図しない反応
道路を走る時には全然、起きない
捻挫のときにひねった方向の動きに関わる、スネとふくらはぎの筋肉にストレスがかかっていた
不整地だと大きなストレスが蓄積するので、長時間走ったときは、だいたいその終盤に足裏が攣った
そうじゃないときは、微細な回避反応なのでそこまでひどくはないが、このストレスは蓄積する
3回目の新型コロナウイルスワクチン接種で10日間、運動していなくて、自覚するような疲労が消えていると思ったが、チェックしてもらった強い張りが残っていた
この強い張りをトリガーポイントというそうだ
数日ほど安静にしているだけで取り除けるストレスではないらしい
捻挫した右脚は十分に機能を発揮していない
その結果、同じように運動しても左右の脚の発達が違ってしまう
右脚と左脚で筋肉量が異なると指摘された
特に太もも
動きのバランスをとるために、身体のアライメントが狂う
結果、悪くない方の脚側である左側、左腰の腰痛が慢性的になっていた
腰痛の原因が、腰にはなかった
いろいろな対処療法や運動をしてきたけど解決に至らなかった理由が判明した
思ったこと
触診とかマッサージをしながら、どういうときにどういう痛みが出たのかとか、マッサージした結果動きがどう変わるのかとか、調べながら原因を特定していった
治療してもらいながら、身体の変化がわかった
たかだか1時間で、凄い経験をした
お気軽なリクリエーション・ランナーなので、身体のメンテナンスは専門家に任せるというのは理に適っていると思った
専門家の治験は凄い
セルフメンテナンスでの解決は難しいと言われた
経過
2022/3/11
経緯は上記のとおり
治療として右脚のストレスを取り除くこと
2週間以内にもう一度、治療するべき、とのこと
とりあえず1箇所、置鍼してもらった
「右脚で立つ運動」
トレーニングで右脚が使えるようにすること
「まず弱い方の脚を使って、片脚で立つことから始めること」
「スクワットとかそういうのは、ちゃんと脚が動くようになってからですよ」
さらに、腹圧を掛けてお腹を固めた上で出来るようになると、なお良い、とのこと
2022/3/25
屈伸すると右と左で深さが違う。右の方が浅い。可動範囲が狭いというかスネ側が詰まる。本来はアキレス腱が伸びる方に意識がいくはずなのに
ということを説明した
右脚、スネ側にストレスが出てるのでここを治療してもらう
「右脚で立つ運動」は継続してやっていてだんだん安定してきた
ということを伝える
2022/4/7
2週間に1回のペースで治療してて、3回目
ゆっくりとだけど改善しつつある
痛みの改善という意味と、機能の改善という意味の、その二つについて改善しつつある
「右脚で立つ運動」はかなり進歩してて片脚スクワット(ゆっくり、浅め)が出来るようになった
ということを伝える
原因というか悪い(弱い)ポイントが、かなり明らかになった
左脚重心の踵重心
左足のかかとだけヒビ割れがあるのを見て、もしかしたら、と指摘された
この辺が重心になっていると触られた場所と、自分の足裏の感覚のスイートスポットが一致した(した!)
数センチメートル、ほんのちょっと後傾
ちなみに右足裏はそういう感覚がゆるい。スイートスポットとか全然意識出来なかった。つまり右脚が使えていないのは筋力だけじゃなくて神経も
左脚がそうとう優秀で右脚がサボっているのを一生懸命カバーしている、という理解
「もうちょっと右脚が動くようになるとかなり良くなるのでは?」とのことだった