マネ「温室にて」
マネ「温室にて」
https://gyazo.com/77ead9e17ea172e0378b81e790f9a532
タイトル画像(マネの『温室にて』)、描かれた当時は「不道徳なほどエロチックな絵だった」ということを最近学びました(いったいどこが??
Google Art & Cultureでのことです。ほぼ毎日5つ更新で、LGBTQ+から仏教建築、世界各地の名所や歴史的な名画まで、アクチュアルなテーマ、トピックが高解像度のビジュアルコンテンツで提供されています。 ここでGoogle Art & Cultureの内容について少し書いてみます。タイトル画像のマネの『温室にて』を見たとき(それが初めてのGoogle Art & Culture体験だった)、解説のアプローチがユニークだなと思いました。この絵の二人はヌードでもなく、服を着てただ座っているだけ、しかも夫婦らしい、それなのに何故これが問題なのか、スキャンダルなのか、という疑問がテキスト冒頭にありました。そして二人の手は近くにあるものの触れてはいない、とか、女性のもう片方の手は手袋をしているけれど、夫のそばにある方の手はむき出し、とか、結婚指輪がはっきりと見えている、とか、、、絵から観察されること並べています。
なぜこの絵が不道徳と受け取られるのか、の答え:当時の文献によると、温室というシチュエーションは、新奇でエキゾチックなもので、不倫の場面やエロチックなことを想像させるものだった、とのこと。温室という場、それが時代背景から見て、特別な場所だったということのようです。
といったようなパースペクティブが、一つの見方として示されます。絵を見るという行為にそれほど慣れていない者にとって、へぇ〜、絵ってそうやって見るものなんだ、と思わせられるところがあります。 Ambiguity is a fascinating thing, especially in art.(曖昧なこと、両義性のあることは興味深く、そそられる、中でもアートにおいては)