カント政治哲学講義録
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アーレントによる“カント政治哲学講義録”を中心に編集されている本著は、1950~60年代にかけてアメリカの政治哲学をリードした彼女の晩年の思想を体系的に把握するための重要な手がかりを与えるテキストであると同時に、カントの著作の中で独特の位置を占めているとされる『判断力批判』に対する新しいアプローチの可能性を示唆するなど研究者必読の書といっていいであろう。訳者、仲正昌樹渾身の解説が光る注目の一冊! 目次
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〔編者ベイナーによる〕 序文 7
『思考』への補遺(「精神の生活』第一巻より)
カント政治哲学講義録 (ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチにて、一九七〇年秋学期)
第一講義
第二講義
第三講義
第四講義
第五講義
第六講義
第七講義
第八講義
第九講義
第十講義
第十一講義
第十二講義
第十三講義
構想力 (一九七〇年秋、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで行なわれた、カントの「判断力批判』についてのセミナー)
ハンナ・アーレントの判断論 ロナルド・ベイナー
1. 判断・袋小路の解決
2. 理解と歴史的判断力
3. アイヒマンを裁く 88
4. 趣味と文化
5. 代表的思考
6. 思考の風・緊急事態における判断
7. 書かれざる論文
8. 批判的な問い
9. 更なる考察
訳者解説 アーレントの判断力論仲正昌樹