その折々に断片を書き残しておくこと
その折々に断片を書き残しておくこと
なにかのおりに頭に浮かび、もてあそばれてはすぐ沈み、それでも消えずにしぶとく再浮上する考えがある。いくつかある。みなさんにもあることとおもいます(例を挙げなきゃわからない気がするけれど、それはのちほど)。
こういう考えってのはしかし、たいてい深められないものです。微に入り細をうがって、あるいは連想を広範に、イメージしていくことへと意識の大部分が注がれるからか、いつだって前回とおなじようなところまで考えて、それで満足して終わってしまう。もしかしたらそれだけ難しい問題なのかもしれないし、あるいは深めるもなにもないたんなるどうでもいい話ってだけのことなのかもしれない。そのへんはいろいろにちがいない。 けれどいずれにしたって、その折々に断片を書き残しておくことができたなら、思い返されるたびに勝手に注がれまくって迷惑している意識だって、すこしは楽にしてやれるのではないだろうか。うまくいきゃ深めることだって……。それは日記の効力のひとつではありえそうです。