資本主義
資本主義
自由競争が行われる。生産性が上がり豊かになる
②市場にとってよしとされる行動にしかインセンティブがない
もう帰ることにした投資が働きづらい。ケインズの美人投票みんなが美人だと思う人を考えて投票しないといけない
③期待値が定量化できる
④資本が資本を生む
⑤持続的な成長が生産人口に比例してしまっている
人口が減ることが悪になる
⑥資本主義はシステムではなく我々の OS である
制度,文化,習慣,民主主義者,などの概念と分けられない
切り離して考えることができない
一つだけ変えることは難しい
所有という概念や商品ではなくプロセスに価値があると言ったことが起きている
期待値を定量化出来る
しかしお金しか定量化できない
さらに、予測できると思っている。勘違いである
資本が資本を生む
お金持ちがお金持ちすぎでは
富の再分配が行われづらい
貧困は解決されつつあるが、格差はある
資本主義のOSでは幸せになれないが、どうすれば良いかわからない
経済学の中での資本主義
まだ考え方が近代のまま
近代の特徴 時間と空間の分離
時計の普及 日の出,日の入りではなく,共通の時間を生きることになった
脱埋め込み 〇〇家の長男,とかで社会に規定されていたものがなくなった
再帰性 自分で自分をコントロールできる 国民国家で監視(管理)するようになった
環境をコントロールできるようになった
工業化により,戦力で滅びる可能性がある
西ヨーロッパの考え方が世界中に浸透した
イギリス,ビクトリア朝期の考え方,帝国主義の時代
経済成長→中産階級(商業をする人)が増え,リベラリズム(自由主義)が台頭した
アメリカ大陸からの富の収奪によって成立した
砂糖のプランテーション,黒人の工業的な農業管理を工場労働に適用,高カロリーの食物の普及による長時間労働 産業革命へ
中産階級の市民権
鉄道の普及→時間の概念が重要になってきた
各国,文化の時間間隔の理解につながる
進歩主義へ 社会は時間がたつことで進歩・繁栄すると,この時期に認識された.たまたまこの時期に,発展していただけでは.
発展途上国は先進国になる,という感覚に近い
万有引力の発見(ニュートン)
地上と天上の法則は同じであると認識された
普遍の法則があるのではないか,と考えられた
科学の発展につながった
社会の普遍の法則の探求から,社会科学へ
社会科学
ベンザム,功利主義,最大多数の最大幸福
アダム・スミス,神の見えざる手,市場原理,なるべく規制しないほうがいい.自由市場は人間の欲望に基づいて自動調整される
キリスト教との結びつき(福音主義)
労働したものが救われる
働いてお金を稼ぐことが美徳になる
ダーウィン
進化の概念を人間に適用する知識人が現れる
社会ダーウィニズム
自由主義で勝ち残った人が偉い
ナチズムへ
これらが結びついたものが資本主義
自由市場は,自由市場の基盤を破壊する性質がある
労働,人間の24時間に金額がつく.しかし24時間働くと死ぬ
→ワークライフバランスの概念へ
社会も自由市場経済が破壊していく
家や社会など
悪魔の挽臼,何でも粉々にする
伝統を破壊する
核家族社会,労働のために家族が離れるため,子育てが大変になる
市場経済を規制しようとする,儲けている人への不満,富の再分配の要望により,ナチズム的な思想が出てくる
Taisei117.iconGAFAを悪者にしたナチズム的な思想が出てきてもおかしくないかも みんながふわっと認識して,あまり考えずに行動を選択している
政府がどこまで企業・市場に介入すべきか
経済学
古典派経済学/新古典派経済学
アダム・スミス
自動調整機能をもっていることを信頼する
ケインズ経済学
市場を調整する必要がある
マルクス経済学
資本主義の限界
国富論
輸出で商売を行う
市場
需要と供給によるバランスが取られること
あまり介入しすぎないほうがいい
マルクス
イノベーションが生み出す価値が過小評価されていた?
大恐慌
ケインズ
アダム・スミスを批判
実際には,政府の介入は不可欠
ニューディール政策
中央集権はかならず判断を間違う
現場での判断の方が効率的
新自由主義
フリードマン
郵政民営化,的な感覚
資本主義を捉えようとする人たち
ヴェブレン:見栄と羨望(虚栄心)で資本主義が駆動している マックス・ウェーバー:禁欲的な信仰心(プロテスタント)から,労働を追求し(推奨されるようになった),富が蓄積されるようになった
社会学
説得力のある議論を信じすぎないこと
資本主義という言葉は,資本主義を批判するために,社会主義という理想を掲げた上で,現状を資本主義として定義しようとした
ウェーバー
競争と交換
予期されるリスクと利益をコントロールできると思い,予測できないと計算できない.という前提
最低限度の計算と等価された資本
ポスト資本主義
仕事と生活をわけない人が増えている
予測できないと思ってやっている
前近代社会、生きることと働くことが分離していなかった
資本主義では分離していた
シュン ペーター
貸与された資金を用いて、イノベーションを起こすようにしていく、私有財産制度である。これは、一般的に信用創造を前提としている
シェアリングエコノミー、私有財産かどうか曖昧になってきている
イノベーション、経済が内発的に変化していくこと
イノベーションによる創造的破壊、それにより景気の循環が起こる
ケインズ
アニマルスピリッツ
経済活動における人間の本能
気分,感情
ユルゲン・コッカ
時間経過の概念 投資を回収できると信じること
ポスト資本主義
マネーゲームによる金銭の獲得
金融商品はあとから良否がわかる
外的な問題
環境問題,人工問題など
内的な問題
幸福かどうか
ローカル軸
地域コミュニティの復活
里山資本主義,鎌倉資本主義
資本主義を残すかどうかはグラデーションがある
提案している人と,実行している人がいる
公益資本主義
会社は株主のもの
だけではなく,取引先や社会のためにあるもの
三方良し,
会社は社会の公器である
自我の拡張
株価の釣り上げに注力するのは良くない
ストックオプション 新株予約権
倫理観ではなく,中長期的に,合理的に儲かるかどうか
社中分配
株主だけでなく,会社全体に利益を分配する
3つの指標
富の分配,経営の持続性,イノベーションの体制(柔軟性)
中長期株主を優遇し,短期的な株主を冷遇する
四半期決算をやめよう
地域経済資本,地域社会資本,地域環境資本
全員が地域にコミットすれば,いい状態が持続する
このシステムを輸出しようとしている
里山資本主義
お金に依存しないサブシステムによって,豊かに暮らせるのでは?
燃料,食料,水を無駄にコストをかけて入手している
里山にお金をかければ,低コストで得られるのでは?
地産地消的な感覚
東アフリカの農村はこんな感じ
富山県もこれに近いのでは?
食料を作れることが結構重要と思う
アントニオ・ネグリ著 帝国
資本主義,公共財を私有財産にすることを肯定されている
市民が共有管理すればよいのでは?
これが共産主義の形では?
ポスト・キャピタリズム ポール・メイソン
イノベーションはイノベーションによって利益を生み出していたが
情報技術はすべてを0円にしていく
これは資本主義の性質と相容れない
別々の知識をつなげて新しいイノベーションを起こす人が現代のロールモデル
GAFAはそれをゼロ円にしないように,阻止している? 脱成長 セルジュ・ラトゥーシュ
経済成長を崇拝することをやめる
価値の先取りは危険
ローンとか
見積もり予測を失敗するとバグる
山口周さん
資本主義をハックして取り込んだほうがいい
極端に批判すると、観念の虜になる
持続可能性ではなく循環
経済に人間性を取り入れる
誰もが安心して取り組める仕事が必要
税制度、福祉に寄せて富の再分配を行う
経営者はポスト資本主義的なことをすでに考えている
深井さんの意見
金融資本主義の否定
自分の人生は,ポスト資本主義的な動きをしている
会社の稟議では,資本主義的な動き(慣性)に従っていることが多い
ごく限られた人の中で認識が変わると,社会が変わる(フランス革命など) 金融商品として見ないでほしい,という認識は共通でもっている.
振り切ろうと思う
維持できなくなったら資本主義的なものに戻す
ごく一部の人間の意識
ある程度の割合の金額を他社に使うと幸せになる