ひろこ先生と家族を考えるラジオ
樋口塾生のまっつーさんのpodcast
ひろこ先生と家族を考えるラジオ | Spotify でポッドキャスト
家族支援の専門家・渡辺裕子先生(家族看護学)のお話しを聴きながら「家族」について考えるラジオです。 「家族」であるがゆえの問題。
家族に何か起こってもなかなか外では話しにくい。
「誰にも相談できない」と思っている方も少なくありません。
そもそも「家族」ってなんでしょうか?
家族支援の専門家の視点から
一般のご家庭に起こる様々な「家族の問題」に
解決の糸口が見つかることを願ってお届けします。
インタビュアー / まっつーの回ではより深く。
インタビュアー / みーちゃんの回ではより分かりやすく。
この番組を通じて、一緒に「家族」について考えていきましょう。
ご意見・ご感想もお待ちしています。
▼番組へのお便りはコチラに
▼番組補足note
※毎週火曜日配信
家族看護
本人と家族をわけない
家族システムを対象とした看護
ケアする人をケアする
昔は発達障害という概念がなかった
人間関係見える化シート
なぜそこで怒鳴るのか?その人の事情がある
家族の学び方
家族システム
家族はシステム、生き物と捉える
家族関係リテラシー
発達段階での家族関係リテラシー
新婚期から終わりまで
何かを諦める、手放さないと次に進めない
ケーススタディ
家族の機能
子供を社会化していく
受動的な攻撃性
機能、境界、個人同士のシナジー
調整役がいると良い
赤、交感神経優位
青、副交感神経優位、逃げの状態
緑の状態 信頼関係
家族教育はセンシティブな内容
個人の違いが出すぎる
boundary
境界は半透膜
穴が空いていて、必要なものを取り入れる
硬い家族もまずい
他との繋がりがあると良い
情報格差にもつながる
社会から求められる家族の機能
近代家族 ここ80年ぐらいの価値観
父親が稼ぎ、母親が家事をする
子供への愛情はなかった?
7歳ぐらいで奉公に出される
江戸時代は男性がけっこう子育てに参加していた
家督の相続のタイミング、長男に相続される
戸主が家族を統治する
家に関する決定権が強かった
明治民法は、無能力の妻 というような表現があった
愛情が前提ではなかった。お見合い婚が普通
嫁いで3年以内に子供ができなかったら家を去れ、というようなことわざがあった
妾が普通だった
明治の近代国家化、教育にも力を入れ始めた
ただし、女性は母や妻としての役割を求められた。家事役割や教育役割として。
良妻賢母はこのあたりから?
国から求められていた。
戦後民法
戸主の廃止、女性の権利の拡大
支配権としての親権から、子供を育てる役割としての親権へ
高度経済成長期に有効に機能した
夫は仕事、妻は家事育児という分業が有効だった
母親が原因となる病気もある
3歳児神話 3歳までに子供の能力が決まる。3歳までは母親が育てるべき、母親が頑張るしかないと追い詰められる
虐待につながる
母親が一生懸命に頑張っていると、子供にあたるようになることも
家族の機能
性的機能
生殖機能
養育
社会化
生産
消費
保護
休息娯楽
宗教
家族機能の外注化
学校,会社での勤務,娯楽施設,宗教施設
→家族機能の純化
①子どもの社会化
②生活の保障(相互に生活を支え合う)
③情緒的安定性(家族メンバーに心理的安定を与える)
時代に合う家族を作っていくことが必要か
愛着形成 乳幼児期に行われる
助けを呼べば状況が改善することを学習する
社会への信頼感
自己肯定感にも繋がりそう
やすらぎの場としての家族
ストレスの生成装置の一面もある
事件は家族の中で起こっていることが多い
ライフイベントはストレスがかかる
家族は基本的にはやめられない
境界が見えなくなりやすい。
距離を取りづらい?
家族の中で合うべて引き受けろ、というシステムになっている
家事や育児を嫌だと言えない
愛情とはこうあるべき、自己犠牲を強いる構造になっている
家族責任論
加害者家族の社会からのバッシングが強い
引きこもりの子供がいることを外で言えない
家族の成立
ミーティングの習慣をつける。
個人よりも家族は複雑かも。
似ている人は結構いるかもしれないが、似ている家族はあまりないかも。