takeoさん雑談 Podcastを続ける理由(5年目) EX087
収録日 2025/10/19
https://open.spotify.com/episode/3DSELe10x7DItiTSwHgQjO?si=6p1OZP7uRtKeQtvEk3YJyA
過去の配信
takeoさん (@shigatwi) / Twitter
軽量級ゲーマーラジオ
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年に1度、ゲストのtakeoさんと共に、ポッドキャストを続ける理由について話しています。今回は、主にポッドキャストの更新頻度が下がった理由について雑談しました。
🎙️ 今回のテーマ
更新頻度の現状と背景:2024年(月3〜4回以上)に比べ、2025年(月2〜3回)は更新が約25%減少。タイトル(続ける理由)は破綻気味だが、電撃樋口塾は継続中。
最大の要因:体力的な制約:お互いの子育て(大勢さんの子供は生後10ヶ月)による忙しさ。ウルトラマラソンランナーである大勢さんでさえ、体力が持っていかれ、単純に寝てしまう日が増加。
モチベーションの変化:ポッドキャスト開始当初の「友達ができればいいな」という目的が達成され、内輪のDiscord等でのテキスト連絡で満足するように。ボードゲームのオープン会参加者がクローズドな集まりに移行する現象と類似している。
趣味の再燃と目的の入れ替わり:ゲームが再び面白くなったことが大きな要因。特に、ローグライク/ボードゲーム形式でエンディングがなく腕前だけで続けられるスポーツ的なゲーム(例:『ナイトレイン』)に熱中。以前は感想を記録するためにゲームをしていたが、純粋に楽しむようになった結果、ポッドキャストとゲームの目的と手段が入れ替わってしまった。
AI普及の影響:「緩い助け合い」を目的としていたポッドキャストの機能の半分が、AIによって代替可能になりつつあると感じている。また、AI生成コンテンツの「まともなことしか言わない」不自然さ(AI感)についても考察。
コンテンツのオリジナリティ:他のゲーム系ポッドキャストが制作者や歴史的背景に精通し、調査に基づいた情報を提供する中、自分の番組は個人的な感想を話すだけであると自己評価。
ニッチな道へ:他の番組とのパクリ/二番煎じのリスクを避けるため、あえて聞かないようにしている側面がある。今後は、初代プレステの『ウェルトオブストーニアリ』のように、範囲は狭くとも刺さるニッチなゲームを扱うことの有用性を確認。
最新の機器:約9万円のサウンドバーを購入。日本ではまだレビューが少ないため、その情報公開を検討。このサウンドバーのおかげで、ゲーム内の**聞こえなかった音(椅子を壊す音)**が聞こえるようになった。
現在の活動は「ご近所付き合い感」や「オンライン地元感」が強く、ゆるゆると長く続けていきたいというスタンスに変化しています。
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この会話は、ポッドキャスト「TaiseiTimes」のホストであるTaiseiと、ゲストのtakeoさんによる雑談であり、Zoomの無料の範囲内(約40分間)で行われています。
1. 導入とポッドキャスト継続の現状
takeoさんはTaisei Timesに1年に1回の頻度でゲスト出演しています。
当初は「ポッドキャストを続ける理由」という題で雑談する予定でしたが、takeoさんはホスト側が全然続けていないため、タイトルが破綻していると指摘しています。
会話の主な目的は、最近の更新頻度が下がっている理由について語り合うことです。
更新頻度の具体的な変化
更新頻度は去年から比べると明らかに下がっています。
2024年のアベレージは月3回、または4回以上でしたが、2025年は月2〜3回になっています。
これは25%程度の減少率ですが、takeoさんは「まだまだ全然やっているな」という印象を述べています。
毎月の電撃(特定の企画とみられる)については頑張って継続しているとのことです。
taiseiさんは、現在のポッドキャストの活動は「ご近所付き合い感」や「オンライン地元感」が強くなっており、「1年ぐらい開くこともあるでしょう」というノリでいると述べています。
2. 更新頻度低下の主な複合的要因
更新頻度が低下した理由には、ライフイベントやモチベーションの変化、趣味の変化などが複合的に関わっています。
A. 子育てによる体力・精神力の消耗
taiseiさんの子供は現在生後10ヶ月くらいです。
子供は座ったり、ハイハイしそうかなという時期にあります。
物理的に移動したり、立ったり座ったりすることがないため、周りから見ればまだ楽をさせてもらっている方かもしれないとしつつも、目が離せないため大変だと感じています。
ウルトラマラソンを走りきるtaiseiさんでさえ、体力が持っていかれると感じており、その結果、精神的な疲労から単純に寝てしまうことが多いと述べています(「明と塔に寝る」)。
B. モチベーションの変化とコミュニティの充足
ポッドキャストを始めた当初のモチベーションは「友達ができればいいな」というものでしたが、実際に友達ができちゃって満足してしまった。
今では、ポッドキャストで喋るよりも、内輪のDiscordなどでのテキスト連絡で交流し、それで満足してしまう傾向がある。
takeoさんはこれを、ボードゲームのオープン会で仲良くなった人たちが、クローズドな集まり(内々)に移行し、オープン会に来なくなる現象と類似していると指摘しています。
交流がいつでもできるようになったため、新規にリスナーを広げに行く必要性を感じなくなったという意識の変化がある。
C. ゲームへの再熱と目的の転倒
最近、ゲームが面白いということに改めて気づいた。
このゲームはローグライクやボードゲームのような形式で、エンディングがなく、毎回レベル1からスタートし、一定の制限時間の中でキャラクターを育てていく。
決められたルールの中で自分の腕前だけで永遠と続けられるスポーツ的なゲーム(ロケットリーグのようなもの)に夢中になっている。
以前はポッドキャストの感想ネタにするためにゲームをやり、感想を記録していたが、それをやめた瞬間にゲームが純粋に楽しくなったと述べています。
これにより、ポッドキャストとゲームの目的と手段が入れ替わってしまったという振り返りがあります。
3. コンテンツ制作、リスナー、時代の流れ
A. リスナーの習慣とAIの影響
ポッドキャストの認知度は上がったかもしれないが、聞く習慣のある人が増えていないのではないか、という予想があります。
taiseiさん自身、電車の移動が減り車での移動が増えたため、聞く機会が減り、作業しながら流し聞きするのがもったいなく感じて、エピソードが積み上がってしまう状態になっている。
ポッドキャストを始めた動機の一つである「緩い助け合い」が、最近のAIの急速な普及によって、その半分ぐらいがAIで代替できるのではないかという影響を感じています。
B. AIコンテンツの特性と未来
技術的には、AIが自分の番組情報を取り込み、リスナーからの質問に答えるような「お便り会」も可能である。
AIが生成する音楽について、曲調は違うのに「見た目は違うけど食べたら全部同じ味がする」ような感覚があると表現。文法は正しいがまともなことしか言わないことが、かえって不自然さ(AI感)につながっていると推測しています。
この進化のペースであれば、5年も経たないうちにAIコンテンツと人間のコンテンツの区別がつかなくなるかもしれない。
将来的には、AIがホストの声を分析し、やったことのないゲームについてやったかのように喋る可能性も指摘されています。
しかし、逆に人間の喋っている需要、つまり「聞きたいよ」というリスナーの欲求が、ポッドキャストの生き残る道になるのではないか、という希望も示されています。
C. 他番組との比較とオリジナリティ
他のゲーム系ポッドキャストは、ゲームの制作者や企画者に深く精通し、歴史的な背景についての知識が豊富である。
takeoさんの番組は個人的な感想を話すだけであると自己評価しており、リスナーにとって有益なのは、調査がしっかりしている他の番組だろうと感じています。
takeoさんは、ゲームの作り手や背景(例:音楽CDのジャケ読みなど)にあまり興味がないため、歴史的背景に関する知識を持っていないことを認めています。
他の番組を聞くことで、その話に引っ張られたり、意図せずパクリになってしまうことを恐れ、あえて聞くのを避けている側面がある。
差別化として、他の誰もやっていないようなニッチなゲームの話をするのが有効であると提案されています。例として、初代プレステの**『ウェルトオブイストリア』**について語った際、その攻略サイトの管理人にも情報が届いた経験を共有し、範囲は狭くとも刺さる情報提供の有用性を示しました。
4. その他の詳細情報と今後の展望
ライフイベントの激動: 2019年12月頃にポッドキャストを開始して以来、コロナ禍を経て、お互い転職し、子供が生まれた。この5年間で大きなライフイベントが重なりました。
最新の機器の購入: 最近、約9万円のサウンドバーをテレビに接続するために購入しました。
このサウンドバーは日本でまだレビュー動画が少ないため、情報を公開することで購入検討者に役立つかもしれないと考えています。
以前の3万円ぐらいのPC用スピーカーよりも音質が向上し、『ナイトレイン』のプレイ中に、以前は聞こえなかった椅子を壊す音が聞こえるようになった。
また、ナイトモードがあり、夜間に大きい音と小さい音の差を小さくできる機能がある。
今後の活動: takeoさんは、一時的に忙しい理由があり、それを話すと身バレしそうなため言えないが、一段落ついたらまた始められるという気持ちでいる。
実際に『ナイトレイン』の感想会は、通常回の2〜3倍の再生回数があり、メジャーなところは多くの人に聞いてもらえることが確認されています。
このポッドキャストの現状は、まるで、熱心なアマチュアスポーツチームが、競技場の外で家族や仕事という新たな「リーグ」に参加し、限られた時間の中で、仲間との絆を維持しながら、どうすれば自分たちの試合を意義深く、かつ長く続けられるか、戦略を再考しているような状況と例えることができるでしょう。
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メモ
ポッドキャストを続ける理由
ポッドキャスト大学〇〇学部〇〇学科〇〇系
友達できた、他のコミュニケーション手段(チャット)
新規が落ちついた
ゲームが面白い
収録を喋る口実に
飲み会みたい
AIとの相談
個人性
続けることでの話題の深まり、多様化
ご近所付き合い
オンライン地元
相互扶助
時代感
サロメ様
AIチャット GPT
煉獄さん
呪術 廻戦
AC6
ミルキー サブウェイ
エルデンリング ナイトレイン
ティーチャー ティーチャー
米津 YOASOBI
転職
結婚
家
子供