10月2日
https://scrapbox.io/files/651a9054071014001cbc88c0.jpeg
脳はさえているのに体はうごかせない
身体が言う事を聞かないってこんなかんかくだった
自分を取り巻く周囲3cmの時が、ゆっ
くり流えて巻き戻って、濁流の様に流えて
止まって、周囲3cmの音がピタリと止んで
喧騒を紡いで優雅なクラシックになって
何も食べる気が起きなくてそこにあった
ナッツをでも何か食べないと吐くから
そこにあったナッツを無理矢理口の中に
捩じ込んでそこにあったミルクで喉の奥に
吐き出した。おえ、へどを吐いたげろを吐いた
嘔吐く嘔吐する自分の口の周囲3cm
に広がった吐瀉物と喉のあありで
存在感を主張する何かと未だえずき続
ける消化器官にうなされながら、噛
くだいたナッツを口の中◼に含んでは
ミルクで喉の奥におしこんでは、周囲3cmに
無意味な記号の泥の群れを作っては
精一杯そのテクストを探しては、結局見つけれず
徒労をくり辶かえそうとして無気力に項垂れるのでした。