それぞれのicaclsコマンドの結果の一覧と意味
icaclsコマンド : ファイル、フォルダのあくせすけんげアクセス権限の管理
icaclsフラグ一覧
( I ): Inherited(継承された権限)
親フォルダや親オブジェクトから継承された権限を示す。
( OI ): Object Inherit(オブジェクトの継承)
この権限がフォルダ内のファイルに適用されることを示す。
( CI ): Container Inherit(コンテナの継承)
この権限がフォルダ内のサブフォルダに適用されることを示す。
( IO ): Inherited Only(継承のみ)
この権限が親オブジェクトから継承され、現在のオブジェクトには適用されず、子オブジェクトに適用される。
( NP ): No Propagate(継承の伝播なし)
直接の子オブジェクトには適用されるが、それ以降の階層には継承されない。
( F ): Full Control(フルコントロール)
読み取り、書き込み、変更、削除などのすべての操作が可能。
( M ): Modify(変更)
オブジェクトの読み取り、書き込み、削除、フォルダの場合はその内容の変更が可能。
( RX ): Read & Execute(読み取りおよび実行)
オブジェクトの内容を読み取り、それを実行する権限。
( R ): Read(読み取り)
オブジェクトの内容を読み取る権限。
( W ): Write(書き込み)
オブジェクトに書き込みを行う権限。
( D ): Delete(削除)
オブジェクトを削除する権限。
( DE ): Delete Subfolders and Files(サブフォルダおよびファイルの削除)
フォルダ内のすべてのオブジェクトを削除する権限。
( RC ): Read Control(読み取り制御)
オブジェクトのセキュリティ設定を読み取る権限。
( WDAC ): Write DAC(アクセス制御リストの書き込み)
オブジェクトのアクセス制御リスト(ACL)を変更する権限。
( WO ): Write Owner(所有者の書き込み)
オブジェクトの所有権を変更する権限。
( S ): Synchronize(同期)
オブジェクトへの待機や同期処理が可能。