2025/08/22
・最近の勉強ごとについて
最近は熟読対象の本を3冊用意して頑張って読み進めている。この辺の考え方は読書の技法に依拠しているのだけど、ともかく自分にとって3であることというのはそれなりに大切な概念なのだ。具体的に今、というより今年のところで勉強していきたいと思っているのは①ナショナリズム②保存食周りの思想(社会学と少し経済学)、③日本史といった感じになっているのだと思う。多分抜け漏れがあるとは思うのだけど、いったんその辺で考えてみたいと思う。ナショナリズムについては先崎彰容のナショナリズムの復権を読んで、「これを熟読対象にしてみよう」ということで読み始めたタイミングと、参政党現象と、時期的に戦後が重なったことで世間ではナショナリズムだとかポピュリズムみたいなものが関心事として盛り上がってきているところも自分の探究にブーストをかけているのだと思う。そうしてナショナリズムについて、特に日本の価値観や思想からみたものを考えていくと、やはりというかなんというか日本の思想史、の前段であるそもそもの日本史を学び直さなければいけないなと考えるようになって、日本史を学んでいく、ということになる。そして保存食については、普通に考えると微生物学だとかそっちの話な気はするのだけど、なんとなく自分は保存食を結節点にさまざまな問題を考えたくなってしまっていて、今はマクドナルド化する社会などに代表されるようなウェーバー的社会学の観点、あるいはシュンペーター的な部分を保存食と紐づけて考えていくというような、そういったことをしているところ。この辺の話はメタファーとしての冷蔵庫にて書いているのでそちらをというところ。ともかく、勉強をするときに1つだけではなく、複数テーマを(もちろん自分の能力が届く範囲に止めつつだが)並行して行なうことで飽きもきづらいし、それぞれにシナジーが起きてくるからおすすめだ。 ・保守系メディアと参政党現象を考えたりなど
今日は文芸春秋のサブスクに登録していろいろ記事を読んでいた。その中で佐藤優先生のやつだったりとか、先崎さんの記事だったりとか動画だったりとか、まぁいろいろ見ていたのだけど、その中でちょっと気になった記事があって、これもまた参政党について触れていた事だったのだけど、その中で「普通の人を優遇するような政策を打ち出している政党が力を持つようになってくるとその反面でマイノリティーだったりとか弱者が軽視されるようになってしまう」異体なようなことが書いていて、この辺がちょっとドキっとしてしまったところだった。なぜって実際に参政党を支持している友達がこのような考え方になっていたからだ。確かにいわゆる普通の人からしたら、どんどん税金だったりとかで締め付けがひどくなっていく中で、弱者が優遇されているマイノリティーが優遇されている。そういったニュースだったりとか情報が目に入って嫌な気持ちになるのはそれはそうなんだが、ただそっちに触れてしまうと当然警視して良いと言う話になってくるし、また別の意味での自己責任論みたいなものも浮上してくるであろう。そしてここに近代的な自律的な思想だったり、システム社会的なものもまた付随してついてくるから、話がややこしくなってくる。ともかくこの曲論的な正規に飛びつくようなコースは警戒しなければいけないなと言うのは改めて思った。