熱伝導率
物質の熱伝導のしやすさを示すもので、物質の熱伝導特性を表す比例定数。単位は W/(m・K) https://gyazo.com/674689aadb43267b323ed1fcf505bc48
主な材料の熱伝導率の特徴
密度(比重)が大きい材料ほど熱伝導率は大きくなる傾向がある。
金属>コンクリート>板ガラス>木材>グラスウール
同じ材料でも、一般にかさ比重が大きくなるほど熱伝導率は大きくなる。ただし、グラスウールの熱伝導率は、かさ比重が小さいものほど大きくなる。 同じ材料でも、結露などで水分を含むと熱伝導率は大きくなる。すなわち断熱性能は低下する。
同じ材料でも、高温になるほど熱伝導率は大きくなる。
発泡性の保温材の場合、空隙率が同じでも、材料内部の気泡寸法が大きいものほど、気泡内部の対流による熱移動が活発になるため、熱伝導率は大きくなる。