逆機能
正機能
との
対置概念
。
従来の
機能主義
の目的論的性格を
補正
して
発展
させるために R.マートンによって
提起
された。
機能的要件
としての
ある事象
の
観察結果
が、
その
事象
を含む
上位体系
の
存続
、
均衡
、
安定
、
問題解決
などに
対して
促進的
であれば正機能と呼ばれ、
阻害的
に
作用
していれば逆機能となる。
現実的
にはこの2つの
機能
を
同時
に果す
場合
が多く、
しばしば
観察者
の
価値観
の
相違
による。
重要なこと
は、
人々
は
意図
して、あるいは好んで逆機能を
求める
のではなく、それを
回避
しようとするのが
普通
である。
したがって、逆機能は
ある活動
の
意図しない
、あるいは
予期しない
結果
として
生じる
のである。
dysfunction
正機能
、
順機能
(
eufunction
)