記号消費
デザイン、形状、ブランドネーム、色、容器などによって表象された感覚性や、イメージの作用によって形成された製品の価値に基づく消費を指す。
ジャン・ボードリヤールは、物的飽和化・成熟化の中で、消費対象としての製品の価値は、その品質、性能、機能といった有用性によって形成される価値よりも、製品に付与された意味の記号性によって形成された価値によって判断されるようになっている、という。
面白いブランドネームやユニークなデザインを持った製品がヒットしているのは、記号的価値が消費において重視されるようになった現れである。
記号 + 消費
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