言語行為論
イギリスの哲学者 J.L.オースティンによって提唱され
、
J.R.サールらによって展開された言語論。
従来の言語論が命題の真偽を主として問題にしてきたのに対し、文の発話は同時に行為の遂行となっていると指摘した。
たとえば「約束する」と発話することは、すなわち「約束」という行為を行うことにほかならない。
このように何かを語ることによって執行される行為を「発話内行為」という。
speech act theory
ジョン・L・オースティン
ジョン・サール