職人気質
職人に多い気質。
自分の技術に自信をもち、安易に妥協したり、金銭のために節を曲げたりしないで、納得できる仕事だけをするような傾向。
ただ、『職人気質』で最もネックなのが上記の「金銭のために節を曲げたり・・・」というところだろう。
本当に仕事に誇りと哲学を持ってお金に左右されないようなプロフェッショナルであれば良いのだが、『時間=コスト』という感覚のない人が多いので困る。
つまり、仕上がりの良し悪しではなく、仕事の拘束時間で自分の報酬を得ようとする人だ。
高い技能を持った人が、手際よくやっても、求める仕上げの精度によって時間を要するのであれば、皆さん納得して報酬を支払うだろう。 しかし、要領の悪い職人や技能レベルが低いために余計に掛かった時間を費用として負担させられると、誰だって納得いかないだろう。
世の中の流れがプロジェクト管理重視から個人能力重視の方向に向いている。
現在、人しかプログラムが作れないので、ソフトウェアのプロフェッショナルをどう人を育てるのかが今後の課題になる。
自分の仕事に誇りを持つ
自分のやっている仕事に誇りが持てなかったら、やっている意味がないでしょう。
そして仕事に誇りを持つには、自分の所属している組織にも誇りを持たないといけない。
仕事に対して誠実になる
仕事でウソはつけない。
仕事の成果は能力に比例する。
基本を大切にする
小さな努力の積み重ねが大きな意味を持つことを学び、基礎・基本の理解を重視する。
向上心を持つ
もっといい仕事がしたい。