結界
1. 仏語。
教団内の僧が戒律を犯さないように一定の区域を制限すること。また、その区域。外からの出入りを制限する摂僧界 (しょうそうかい) 、衣を脱いでも過ちとならない摂衣界 (しょうえかい) 、食物の貯蔵が許される摂食界 (しょうじきかい) がある。 密教で、修法によって一定の地域に外道・悪魔が入るのを防ぐこと。
仏道修行の障害となるものの入ることを禁じること。また、その場所。
寺院で内陣と外陣 (げじん) の間、または外陣中に僧と俗の席を区別するために設けた木の柵 (さく) 。
2. 茶道具の一。竹や木でつくり、道具畳と客畳の境に仕切りとして置くもの。
3. 商家で、帳場の囲いとして立てる格子。帳場格子。
(fixing) boundaries for religious practices
prohibition (of items, people, spirits, etc. that would hinder Buddhist practice) fence between inner and outer sanctums in a temple
short two or three-fold lattice around the front desk of a store
barrier ; dimensional barrier ; containment zone ; containment barrier ; mystical barrier