禅宗
470年ごろインドから中国を訪れた達磨が開いた仏教の一派
当時の不安な社会情勢の中で、仏教と老荘思想との交流を通じ、座禅修道による簡明直截な安心の道として中国化された。
唐代の慧能 (えのう) に至って純化確立され、中国仏教の主流となり、思想界に大きな影響を与えた。
宋代には守成期にはいり、禅の主脈は日本に移った。
日本には、鎌倉時代に栄西により臨済宗が、道元により曹洞宗が、江戸時代に隠元により黄檗宗がそれぞれ伝えられ、武家の信仰として広く普及し、その思想は学問・文芸・社会生活のうえに大きな影響をもたらした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/禅宗