標準偏差
「分散の平方根」(JIS)
散布度として最も信頼でき広く用いられてきたもので、個々の 測定値が平均からどのくらい離れて散らばっているのかを示す数値のひとつ。 例えば、あるクラスのテスト得点の標準偏差は各生徒の得点ごとに平均との差、すなわち偏差を求め、その2乗の総和をクラスの人数で割ったもの。
すなわち分散の正の平方根である。
標準偏差が小さいとき、そのデータ全体のかたよりが小さい、と言います。
これは、個々のデータが平均値に近いデータの集まりである、ということになります。
標準偏差が大きいとき、そのデータ全体のかたよりが大きい、と言います。
これは個々のデータが平均値から大きくはずれたデータ の集まりである、ということになります。
従って、そのデータ全体が ”かたよった傾向” にあると言えます。