新郷重夫
1930年(昭和5年) 山梨高等工業学校機械工学科卒業。台湾総督府交通局の台北鉄道工場に勤務
1937年(昭和12年) 日本工業協会主催・第1回生産技術講習会(会期2ヵ月)に参加し、その後もっぱら工場改善の業務に従事
1945年(昭和20年) 日本能率協会に入社。福岡事務所長、教育部長、技術部長、第2作業部長などを歴任
1956年(昭和31年) 三菱造船の工場調査において、当時4か月かかっていたスーパータンカーの建造期間を2か月に短縮する新方式を創案する。これが採用され、建造期間の世界記録を達成。この方式は日本造船界に普及し、造船工業の発展に寄与した
1959年(昭和34年) 経営管理改善研究所を設立
1964年(昭和39年)~1966年(昭和41年) 山梨大学工学部講師
1970年(昭和45年) 造船工業の発展に寄与したことを中心とする経営管理改善の功により、黄綬褒章を受章
1988年(昭和63年) ユタ州立大学名誉博士号を授与
1990年(平成2年) 逝去