文献情報
文献情報を書くときに必要な情報は、本の場合と論文の場合で異なる。
まず、本の文献情報を書く場合に必要な情報は、著者名、発行年数、書籍タイトル、出版社名である。
本の中から特定の章を取り出すときは、章の著者名、発行年数、章のタイトル、書籍の著者名、書籍タイトル、出版社名、章のページ数になる。
日本語の本の場合、背表紙の前のページにこういった文献情報が書かれていることがほとんどである。
論文の場合は、著者名、発行年数、論文タイトル、雑誌タイトル、雑誌の巻、号、ページ数である。
論文の場合、特に忘れないように文献情報を記入する。
コピーをとって、文献情報を書かないまま雑誌を返却してしまうと、あとでもう一度必死になって探す羽目になる。
本や論文が翻訳されたものである場合は、著者名、訳者名、発行年数・・・が必要になる。
1. 書名を見る
2. 著者の専門領域、過去の業績を見る
とくに文学作品については書名よりも著者に関する情報が大きな 手がかりとなる
3. 内容目次を見る
とくに図書の構成に注目することが多い
4. 序文・本文・解説を見る。
とくに著者がその図書を執筆した動機・目的・発行に至る経緯、読者への注意などに注目する
5. 参考資料を調べる。
一般に次に挙げるものがよく用いられる
図書館における分類作業の分析
各種の解題書、書店発行図書目録、図書館の蔵書目録、人名事典、百科事典、その他新聞・雑誌などの書評類
6. 通読する
7. 引用参照文献を見る
8. 専門家の意見を求める
文献 + 情報
文献収集
参考文献(bibliography, works cited)
イントロダクション(introduction)
アブストラクト(abstract)