市場メカニズム
各自が自分の有利になるように自由な取引を行えば、社会の欲求に比べて少ないものは価格が上がって儲かるようになるので生産が増え、欲求に比べて多いものは価格が下がって儲からなくなるので生産が減り、かくして、社会全体で人々の欲求に合わせた生産が自動的に実現するというメカニズム。
これによって、労働などの生産資源が、人々の欲求にあわせて様々な生産部門に無駄なく配分される。
アダム・スミスが最初に明示的にこれを論じて以降、経済学はこのメカニズムの解明を中心的な課題の一つとしており、これが基本的にスムーズに働くとみなす学派と、それに対して 批判的な学派とが対立してきた。
market mechanism
マーケットメカニズム。
市場機構(market mechanism)
価格機構
資本主義(capitalism)