寂び
1. 古びて味わいのあること。枯れた渋い趣。
2. 閑寂枯淡の趣。
3. 声の質で、低く渋みのあるもの。
4. 謡曲・語り物などの声の質で、声帯を強く震わせて発する、調子の低いもの。
5. 連歌・俳諧、特に、蕉風俳諧で重んじられた理念。中世の幽玄・わびの美意識にたち、もの静かで落ち着いた奥ゆかしい風情が、洗練されて自然と外ににおい出たもの。閑寂さが芸術化された句の情調。
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撓しおり
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細み
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軽み
《動詞「さ (寂) ぶ」の連用形から》