天皇制ファシズム
アジア太平洋戦争期の日本の政治・社会体制を示す用語。
イタリアやドイツのファシズムは既成の体制を否定して成立したが、日本の場合は、既存の天皇制国家機構が大幅な変革を被ることなく、それ自体がファシズム化したとする講座派理論の流れをくむ概念。
特徴は地主的土地所有を基礎に半封建的な性格をもつ天皇制がファシズムと結合した点にあり、封建的性格を認めない 労農派は純粋ファシズム論を主張した。
日本におけるファシズムの存在を否定する議論もある。
「上からのファシズム」
天皇制 - ファシズム(fascism)
国防の本義と其強化の提唱
(日本共産党)講座派 - 労農派
ナチズム
全体主義(totalitarianism)
皇国史観
皇民化教育
国体
国民精神文化研究所
肇国奉公隊
成功哲学
明治維新(Meiji Restoration)
立憲君主制
絶対君主制(absolute monarchy)
農本主義 - アジア主義 - 反共主義、反共産主義(Anti-communism)
戦時体制
マルクス主義(Marxismus)
丸山眞男
天皇制ファシズム - Wikipedia