外集団
自分と競争し対立していると感じる他者または集団をさす。
外集団に対する個人は恐怖、敵意、無関心などの態度をとる。
内集団 (イングループ ) の対概念として、W.G.サムナーにより導入された。
その性格は客観的な社会学概念というより個人の観点から主観的同一視を規準にした心理学的概念である。
外集団への敵意や恐怖は内集団への忠誠と相互関連的であり、このメカニズムは国民の内的不満を対外的憎悪へそらすといった国策にも使われる。
ナチズムにみるように外集団への敵意は宣伝によっても発生する。
アウトグループ
(
out-group
)