古今和歌集
最初の勅撰和歌集。八代集の第一。20巻。延喜5年(905年)の醍醐天皇の命により、紀貫之・紀友則・凡河内躬恒・壬生忠岑が撰し、同13年ころ成立。六歌仙・撰者らの歌約1100首を収め、仮名序・真名序が添えられている。歌風は、雄健でおおらかな万葉集に比べ、優美・繊細で理知的。古今集。 ふーこ.icon
先生さー、ちょい質問いい?
「古今和歌集」ってさ、名前は聞いたことあるけど…正直、むずそうランキング上位って感じなんだけど。あれ何なん?昔のポエム集みたいなやつ?w
先生.icon
はい、質問ありがとうございます。
ええ、ふーこさんの言う「昔のポエム集」という理解は、実はかなり近いですね。
ただし「ポエム」というより、日本で最初に作られた公式の和歌のアンソロジー、つまり和歌の名作を集めた作品集なのです。
ふーこ.icon
え、マジ?
てことは…昔の人の神ポエムまとめサイトみたいな感じ?
先生.icon
「まとめサイト」という表現は少々砕けすぎですが……
まあ、優れた和歌を編集して集めた作品集という意味では、似ているかもしれませんね。
正式には平安時代の初め、905年ごろに作られました。
天皇の命令で編集された、最初の勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)です。
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ちょ、待って。
「ちょくせん…?」
なんか急にラスボスみたいな単語出てきたw
先生.icon
ふふ、では簡単に言い換えましょう。
勅撰和歌集とは、
「天皇が『いい和歌を集めなさい』と命じて作らせた和歌集」のことです。
つまり、国家プロジェクトの和歌集と言ってもよいでしょう。
ふーこ.icon
えー!国のプロジェクトでポエム作るの?
平安時代、文化ガチ勢すぎん?w
先生.icon
ええ、その通りです。
平安時代の貴族社会では、和歌がコミュニケーションの中心でした。
たとえば
恋の気持ちを伝える
季節のあいさつ
手紙の代わり
こうした場面で、和歌を書くことが教養だったのです。
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うわ、それヤバ。
今で言うと
「LINEで短い詩送るのがマナー」
みたいな感じ?
ミスったら既読スルーどころじゃないやつw
先生.icon
「既読スルー」という表現は少し俗ですが……
確かに、和歌が下手だと教養がない人だと思われることもありました。
ですから、貴族たちは真剣に和歌を作っていたのです。
ふーこ.icon
へぇ〜。
で、その古今和歌集って、どんな歌が多いの?
恋バナとか?
先生.icon
良い質問ですね。
古今和歌集は主に
季節の歌(春・夏・秋・冬)
恋の歌
旅や別れの歌
などに分かれています。
特に有名なのは、春の歌ですね。
ふーこ.icon
春?
なんか桜とか?
先生.icon
はい。たとえば、こういう感覚です。
「春になると花が咲いてきれいだけれど、
散ってしまうのが少しさみしい」
こうした季節の美しさと、少しの切なさを表現するのが、古今和歌集の特徴です。
ふーこ.icon
あー、なんか分かるかも。
きれい → でも終わる → ちょっとエモい
みたいな?
先生.icon
ええ。
ふーこさんの言う「エモい」という感覚は、古今和歌集の世界観にかなり近いですね。
日本の文学では、このような感覚を
「もののあわれ」と呼びます。
ふーこ.icon
出た、日本文学のラスボスワード!
でも今日ちょっと分かった気がする。
古今和歌集ってつまり
「平安時代のエモい和歌ベストアルバム」ってことね?
先生.icon
ふふ。
表現は少々軽いですが、本質はよく捉えています。
「日本の美しい感情をまとめた和歌の名作集」
それが古今和歌集です。
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なるほどね〜。
ちょっと興味出てきたわ。
もしかして平安時代の人、今のSNSよりロマンチック説ある?
先生.icon
その可能性は、十分にありますね。
ただし、返信が遅れるときは
31文字で気持ちを表す必要がありますが。
ふーこ.icon
それはムズすぎw
絶対バズらんわ私。
先生.icon
練習すれば、きっと上手になりますよ。
和歌もまた、言葉の楽しみの一つですからね。 🌸