労働のオントロギー
序論 マルクスの可能性
一 マルクスは死んだか
二 可能性への展望
三 可能性の開花
Ⅰ 認識・想像・生
第一章 認識と労働──アルチュセール──
はじめに
一 ≪認識論的断絶≫のテーゼ
二 認識論的革命のテーゼ
三 生産様式論
四 イデオロギー論
第二章 想像界と労働──カストリアディス──
一 人物
二 マルクス主義批判
三 基本的問題設定
四 歴史の主体性
五 制度と想像力
六 社会=歴史=存在(一)
七 社会=歴史=存在(二)
八 アルテリテの時間性
九 時間論の組み直し
十 結論
第三章 生と労働──アンリ──
はじめに
一 内在の哲学
二 超越と内在
三 生の本質
四 内在的時間論
五 現実的諸個人と内在的生
六 プラクシス
七 外面性の領域
八 結論──窓なきモナド──
Ⅱ 新しい労働観へ向けて
第四章 生産と労働
はじめに
一 批評
二 労働の概念──粗描──
三 労働と身体
四 結論
第五章 労働の理論のために
一 問題としての生産
二 「生産の終焉」について
三 生産としての労働
四 「労働の廃棄」
五 働(ハタラキ)と快(ヨロコビ)
六 『ドイツ・イデオロギー』におけるフーリエ
むすび
あとがき
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