共同事実確認
専門的知見(特に最新の科学技術に関わる情報)が絡むコンセンサスビルディングにおいて活用される技法です。
ステークホルダーが対話で合意形成を試みる現場では「何が事実か?」「何が正しい予測か?」についての合意形成を図ることができずに、結果としてコンセンサスビルディングの最終目的である政策形成、すなわち「これから何をするか?」という課題の検討が進まないことが往々にしてあります。
共同事実確認は、ステークホルダーとは別に、専門家パネルを設置し、ステークホルダーとの協働を通じて専門的知見の情報をとりまとめることで、ステークホルダー対話における事実情報、専門的知見を一元化しようとい うものです。