信頼性ブロック図
信頼性ブロック図は、装置を構成している部品間の故障のつながり(機能の未接続状態)を表す。
そのため、装置に使用されている部品が故障したときに、装置に与える故障の影響を調べる場合に有効である。 さらに、信頼性ブロック図には、
1. 装置の構成単位を明確にし、単一故障点を明らかにする、
2. 構成単位の個々の機能、結合状態を明らかにする
という利点がある。
信頼性ブロック図は、直列系と並列系により構成されている。
直列系は、装置を構成する要素のうちどれか1個でも故障すると、装置としての機能が失われる場合である。
一方、並列系は、装置を構成する要素が最初から全て稼動しており、それらが全て故障したときに、装置の機能が失われる場合である。