リベラルフェミニズム
フェミニズムには多様な潮流がある。
もっとも長い歴史をもつのがリベラル・フェミニズムである。これはつねに主流派を占め、法や文化における性的平等の認識を支配した。
リベラル・フェミニズムは、「性的平等」の権利を、「性別に基づき他者と異なる扱いをうけることはないという個人の権利」と定義する。
平等が達成されるのは、集団であれ個人であれ、女性が男性と社会的に平等になったときではなく、女・男ともに、個人が自分自身の選択により自己の利益を最大限に追求することができる選択権を保障されたときとされる。