ラポール
治療を行う際に、治療者とクライエントの関係が非常に重要となってくる。
クライエントが、自分の持っている防衛的な気持ちを緩和して、自分の心の内 を素直に表に出せる状態がもっとも望ましい状態である。 また、治療者もクライエントに対し、共感・受容できる状態が必要となる。
このように、クライエント と治療者の間に信頼関係が結ばれることをラポールという。
ラポールは、もともとメスメルが「動物磁気」に感応したクライエントと治療者の間に生じた関係の表現に用いた語。
その後、治療者とクライエントの間 に、相互に信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す語として用いられるようになった。
心理学的には潜在意レベルでの同調という風にとらえられている。
すなわち、自分と相手との共通項を見出し、心のつながりを作ること。
ラポール構築のためには、相手のしぐさに合わせたり、呼吸を合わせたり、といった様々な方法がある。 ラポールは、共通した面接の基本的前提として重視されている。
Facial resemblance
Grok
Mirroring in psychology