ラウンドトリップタイム
TCPで、あるデータを送ってから、相手の確認応答が戻ってくるまでにかかる時間のこと。
片道の時間遅れ(latency)を独立して測るのは困難。
いわゆる ping の応答時間がそれ。
通信品質に大きく影響を与える重要な通信品質特性の一つであるだけでなく、ネットワーク運用の点においても障害検出などに対して有用な情報である。
これを最も左右するのが物理的な距離で、距離が遠いほど信号の伝送に時間がかかるので RTT が大きくなる。 また、回線種類(光ファイバや ADSL)によっても RTT は若干増減する。
無線LAN では大きくなる。
これが大きいほど、サーバーにデータを受け取ったという返事をするのに時間がかかるので、効率が悪くなって速度が低下する。
ただし、これが大きくても Receive Window(RWin)を増やすことで転送効率を上げられる場合がある。 TCPでの通信に関しては、ラウンドトリップタイムはセグメント送信とACK受信の間の時間を計測することによる3ウェイハンドシェイクで計算される。
End-to-end delay
Lag
Minimum-Pairs Protocol
Network delay
Time of flight