メディアプレーヤー
コンピュータで動画や音声を扱うようになった初期には、個々のファイルフォーマットや圧縮形式ごとに用意された再生ソフトウェアを利用する必要があった。その後、いくつかの再生ソフトはユーザの利便性を高めるために対応形式を増やし、独立したソフトウェアとして提供されるようになった。これが初期のメディアプレーヤである。 最近のメディアプレーヤは進化が進み、再生リスト機能、ソフトウェアの外観や操作感をカスタマイズできる「スキン」機能、CDからの録音機能、著作権管理機能、再生中の曲の歌詞を表示する機能、楽曲のタイトルなどの情報をインターネットから自動的に検索する機能など、様々な機能を持つようになっている。
また、放送局などがネット上で公開しているネットラジオなどを簡単に受信できる機能や、起動画面でプロモーション音声・映像を配信する機能、有料の映像コンテンツ配信サービスを利用するための機能など、メディア企業などと連携したビジネスを展開するツールとして利用される例も見られるようになってきている。