マイクロカーネル
メモリー管理やプロセス、スレッド管理など、必要最小限の機能だけをそなえたカーネル。
従来のカーネルにはファイル管理、仮想記憶管理などのさまざまな機能が集められていたが、必要最小限の機能以外をカーネルから独立させることで、カーネル自体のサイズを小さくし、処理の高速化を可能にした。
マイクロカーネルの概念を取り入れたものに、Machなどがある。
ユーザー空間とカーネル空間のやり取り(コンテキストスイッチ)が多発するため、性能効率は若干低下する
マイクロカーネルが考案される以前のカーネルはすべてモノリシック型であり、現在でもLinuxなど多くのOSがモノリシックカーネルとして設計されている。
記憶管理、メモリ管理(memory management)
プロセス制御(process control)
プロセス間通信(IPC : InterProcess Communication)
microkernel
ファイルシステム(File System)
デバイスドライバ (device driver)
対義語.icon モノリシックカーネル (monolithic kernel)
https://ja.wikipedia.org/wiki/マイクロカーネル