マイクロカーネル
メモリー管理やプロセス、スレッド管理など、必要最小限の機能だけをそなえたカーネル。 従来のカーネルにはファイル管理、仮想記憶管理などのさまざまな機能が集められていたが、必要最小限の機能以外をカーネルから独立させることで、カーネル自体のサイズを小さくし、処理の高速化を可能にした。
マイクロカーネルの概念を取り入れたものに、Machなどがある。 マイクロカーネルが考案される以前のカーネルはすべてモノリシック型であり、現在でもLinuxなど多くのOSがモノリシックカーネルとして設計されている。