データ独立性
処理プログラムのデータからの独立は、DBMSのライブラリ機能が重要な働きをする。
データ定義(データベース定義)を行なうと、DBMSのデータ定義ライブラリにデータ定義情報が登録される。
処理プログラムの実行時点で該当のデータベース定義情報をDBMSが取り出して処理を実行する。
処理プログラムにはデータベースの物理的な特性(例えば、データベースを記録する装置情報など)を記述しなくてもよくなり、データベースの記録形態を変更した場合でも処理プログラム自体を修正しなくても良くなった。
スキーマの考え方は、データの独立性を確立するうえで重要である。
この独立性は、より具体的には
利用者からの独立としての論理データ独立性と
外部記憶装置からの独立としての物理データ独立性
がある。
data independence
論理データ独立性(logical data independence)
物理データ独立性(physical data independence)
三層スキーマ